1 お部屋ごとに行う遮音・音響設計

適切な残響時間と無駄のない遮音構造を構築するため、既存の部屋、周囲の環境、楽器などすべてのパラメータについて個々のお部屋ごとに設計します。そのため、優れたコストパフォーマンスを発揮し、お部屋の形を生かして室容積の減少を最小限に抑えます。この細やかな設計・施工の作業は、予め工場生産されたパネル組立ではない自由設計だから実現可能です。

既成製品化された画一的なものではないため、遮音構造の標準仕様はありません
そのため御見積を無料で行っています。お気軽にお問合せください。

建築音響設計

木造戸建住宅、鉄筋コンクリート造のマンションなど、あらゆる構造に対応いたします。

遮音設計】楽器がもつ空気音と個体音の成分を分析し、物理的なエネルギー計算に基づき目的の遮音度を算出します。

音響設計】お部屋の大きさに適した残響時間を算出します。

2 高い評価の室内音響

弊社実績で蓄積されたノウハウにより 、ピアノ、管楽器、弦楽器、声楽、オーディオなど、音源の特性に合わせて最適な室内音響の防音室をつくります。将来、用途や楽器の変更に合せて残響特性を変えることもできます。

シグマ音響が「パネル組み立てでない自由設計」にこだわるのは、室容積や楽器などの条件が一様でないお部屋に対して個々に音響設計を行い弾き手の生きた楽音が再現する音楽室をつくるためです。

3 床に段差が出来ず、なるべく天井が低くならない構造

シグマ音響の自由設計防音室の基本構造は、床に段差が出来ないバリアフリーフロアと、天井が低くならない構造なので圧迫感がなく快適です。

壁は、壁面ごとに必要な遮音値を必要最小寸法の壁厚の構成によって確保。むやみに壁が厚くなることを避け、なるべく狭くならないように構造設計します。

ピアノ防音室施工事例

基本的な遮音構造

※遮音構造は既存構造体によるため固定的なものではありません。
※仕上げはご相談によりご要望に応じた対応が可能な場合もあります。

部位 遮音構造 仕上げ
防振遮音床・ 防振浮床構造   フローリング仕上など
【カラー】選択可
天井
遮音層+吸音層   吸音仕上
遮音層+吸音層   クロス仕上など
【品番】選択可
サッシ
気密型サッシ 既存ガラス窓との総合で、Dr-55以上に相当。 透明ガラス
額縁:既存色合せ可
ドア
木製防音ドア 原則的にDr-40。 【カラー】選択可
防音室の基本構造

※実際の施工では、周囲の環境や条件に合わせて随時最適な遮音設計を行うため、上図は固定的なものではありません。

4 居住性とインテリア感覚に優れたお部屋

インテリアコーディネーターがお客様のご要望をヒアリングし、インテリアと居住性を満たした音楽室をおつくりします。 インテリアは一般の居室と同様に自由に選択可能です。楽譜棚やミラーなど設計に盛り込むこともできます。

防音室の基本内装インテリア